アイドル楽曲大賞2018
小規模ではありますが毎年アイドル楽曲大賞という催しが開催されています。
地方の田舎に住んでおり在宅期間が長かった私は期せずして楽曲派になっており、楽曲大賞は毎年気になっていました。
ちなみに2016年の大賞は欅坂46のサイレントマジョリティー、2017年はBiSHのプロミスザスターでした。
どちらの曲も2位にある程度の差をつけており、文句なく今年の1番はこれや!と高らかと言える状況であった記憶です。
その2018年度の結果が先日発表されました。
第7回アイドル楽曲大賞2018
— アイドル楽曲大賞スタッフ (@ima_staff) December 29, 2018
メジャーアイドル楽曲部門
10位から1位の発表でした!これで順位発表は終了です。#アイドル楽曲大賞 pic.twitter.com/nW9IjjO8AR
このようにアイドル楽曲大賞2018はsora tob sakana、通称オサカナの『New Stranger』。
アニメ『ハイスコアガール』の主題歌であるこの曲であるが、着目して欲しいのは票数です。
前年1位のプロミスザスターは250票を集めていたことを考えると、今年は例年より票数がばらけた印象を受けます。
例えばWACKには勢いがありますし、『PAiNT iT BLACK』などが1位になってもおかしくなさそうですが、結果からしてその方面のオタクで投票に参加した人は少ないということが伺えます。
これは乃木坂46の『シンクロニシティ』についても同じことが言えるでしょう。
また、『夜明けBrand New Days』とか『自由へ道連れ』に票を入れるのは違うだろう、といった意識もあったでしょうから、結果として票がばらけたものと推測できます。
アイドル楽曲大賞自体、元を辿るとハロプロ楽曲大賞が派生してできたものなので、構成員の割合から、ハロオタがハロ以外の曲で「これよかったよね〜」みたいなのを決めてる催し、と考えるべきなのでしょうか。
また、今回のアイドル楽曲大賞ではオサカナの曲が3曲トップ10入りを果たしていますが、アイドル楽曲大賞の規模からして、ある程度操作可能であり、オサカナのオタクが頑張って投票した、と言われても仕方ない面はあると思います。
しかしアイドル楽曲大賞には、どのような層が票を投じたか判断できる部門があります。推し箱部門です。
今年のランキング10位までは以下のようになっています。
2sora tob sakana
4Neggico
5Task have Fun
7アリエルプロジェクト
7lyrical school
10アイドルネッサンス
オサカナは2位ということで、結果には多少オサカナ贔屓の傾向はあるのかもしれません。
ただ、全体的に楽曲を売りにしているアイドルグループが多く見られますし、全体的に見て大きな偏りはなく票が投じられているのだろうという印象を受けます。
ランクインした曲も、個人的には全て納得のいくものですし、信ぴょう性はあるとして良いのではないでしょうか。
推し箱部門では3位のフィロのスにも注目したいですね。インディーズ部門でトップ10に3曲がランクインしていました。
こちらもオサカナ同様、知名度・実力を伸ばしているグループという認識です。
アイドル楽曲大賞、結果を見れば見るほど色んな背景が見えてきますね。
年を重ねるごとに規模が拡大していき、多くの人がアイドルの楽曲を楽しめるようになっていくことを願います。