アイドル評論家

アイドルについてつらつらと評論します。(オタクはアイドル評論をするな)

日向坂46

2/11の14時からのSHOWROOM配信にて、けやき坂46(通称ひらがなけやき)が重大発表を行いました。

 

(EMPiREのリリイベ行ってたので、その最中に見る形になってしまいました)

 

以前より、ひらがなけやきが単独シングルデビューすることを匂わせるような、いわゆるフラグ建築が幾度も行われた上での配信だったため、

 

※例えば、ひらがなけやき冠番組『ひらがな推し』の占い企画内で、“3月に夢が叶うひらがなけやき”といったテロップが掲出されたり、欅坂46の8枚目シングルの個別握手会が、なぜかひらがなメンバーのみ全員2部制であったり、など

 

オタクの間では「おそらくシングルデビューするのだろう」との見方が大勢の共通認識でした。

 

それ故、配信が始まり、配信カメラの後方でパシャパシャ撮影を行う報道陣を確認すると、「やっぱり単独シングルで確定じゃん、よかったよかった」と余裕を持ってシングルデビューを喜ぼうという気持ちになっていました。

 

ただ、その安堵はすぐに覆されることになります……………

 

配信が始まって間もなく、メンバーから重大発表が5点あることが伝えられたのです。

 

僕は少し動揺したのですが、まさかメンバーが辞めるだとかそういうマイナスの発表があるわけがないと確信していたので、気を立て直しました。

 

実際マイナスの発表などはなく、次のような内容が発表されました。

 

 

けやき坂46単独シングルデビュー決定(3/27)

 

②1st表題のタイアップ決定(メチャカリ)

 

③カウントダウンライブ開催決定(3/5.6)

 

④グループ単独のオフィシャルサイト、公式Twitterが開設

 

⑤カウントダウンライブのFC先行抽選(2/13〜)

 

 

まず冒頭でシングルデビューが報告され、オタクたちはひとまず安堵するわけです。

 

メンバーには12月中旬に行われた「ひらがなくりすます」の後に知らされていたようですね。

 

2018年ひらがなけやきが成長していく中で、メンバーも自信を深め実際に口にすることも多くなっていたことなので、夢叶ってよかったな、といった気持ちです。

 

そしてもう1つの大きな発表としては「デビューカウントダウンライブ」の開催でしょうか。初の横浜アリーナでの開催ということで、私自身も行ったことがないので、行ってみたいです。

 

 

以上の良いお知らせを終え、進行を務めていたキャプテン佐々木久美も締めに入ろうとしていたのですが、そこで新たな台本が手渡されメンバーたちは一気に不安な様相を示します。

 

そして今までのひらがなけやきマイルストーンをまとめた動画が流れ始め……

 

それを神妙な面持ちで視聴するメンバーたち……

 

 

そして遂に発表されたのです。

 

 

けやき坂46改名

 

 

そして新たなグループ名は、日向坂46

 

 

 

唐突なサプライズに、歓喜に渦巻くメンバーたち。

 

特に齊藤京子は、以前よりグループの改名を望んでいたようで、「めっちゃよくない?めっちゃよくない?」と心底興奮しており、メンバーと肩を組み喜んでいました。(きょんこやなぁ)

 

ただ、その中で明らかに喜んでいるようには見えないメンバーがいました。柿崎芽実です。

 

彼女は、けやき坂46の初楽曲『ひらがなけやき』で長濱ねると共にWセンターを務めており、ねるの漢字専任後は1人でセンターに立つなど中心メンバーとして活躍してきました。

 

そんな彼女は、察するに愛着のある“““ひらがなけやき”””がなくなってしまうことに喪失感を覚えたのでしょう。(めみやなぁ)

 

私たちがもがき苦しみ奮闘してきた「ひらがなけやき」としての3年間は、なかったことになってしまうのか、と。

 

*追記*

 

彼女の面持ちだけ明らかに他のメンバーと異なっていたので、急遽芽実のメッセージを取ったのですが、およそ僕が思っていたような内容でした。

 

キャプテンの佐々木久美も、その配信内での最後に、改名に対して寂しくも感じると語っています。

さすが気がきくなぁ……きくちゃんだけに………(爆笑オンエアバトル93KB)

 

ただ、今回の改名は、独立しより一層の成長を期するグループとして欠かせないことだったと思います。

 

漢字欅しか知らない人に、「けやき坂46」のことを説明するのは非常にややこしかったので、改名することでその煩わしさ・分かりにくさは解消されたでしょう。

(ただ、今回改名したのは漢字欅だ、と勘違いしている人も少なくなさそうですが。)

 

また、グループのロゴが乃木坂46の「紫」の上に日向坂のグループカラー「空色」が重なっている点からもわかるように、完全に欅坂46とは異なる、別グループにへと独立したのだという、運営の意思表示に思えます。

 

推しメン(東村芽依)のバレエと少年がもう一回観たい!!!

 

と事あるごとに言っている私ですので、おそらくこれ以降は滅多なことがない限り漢字の曲は観れないのだなと思うと少し残念です。

 

ただ、いつの日か欅坂とのコラボライブなどもしてくれるのではないかと期待しているので、そんなエモい日がいつか来るのを心待ちにしています。

 

 

 

けやき坂46改め日向坂46。

 

改名した事で、今、そしてこれからも、様々なシチュエーションで寂しさとエモさを感じることになるでしょう。

 

ひらがなの「ヒ」ポーズは日向坂になっても継承されるでしょうが、

 

ひらがなけやき』『ひらがなで恋したい』などの楽曲、『永遠の白線』の落ちサビ、『おいで夏の境界線』のひらがなMIXなどは一体どうなるのか。

 

仮にそれらが継承されるのなら……

一方でそれらがなくなってしまうのなら………

 

考えるだけでゾクゾクしますね。

これが““エモい””か………

 

改名を経て、間違いなく人気は伸び続けるでしょうし、そういうエモさ、ハッピーを感じられる側の人間が増えていくであろうことが何より嬉しいです。

快適な現場も、それもそれで良いんですけどね。

 

独立しシングルデビューし完全に臨戦態勢の日向坂46。

 

約束の彼の地でライブを行うその日を夢見て。

 

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